海外からの大学院生及び研究生募集について (Call for graduate students and research students)

本研究室では、毎年国内外の修士・博士の学生、及び、研究生を募集しています。

(とりあえずは、 人間社会システム科学研究科 研究生を志願する皆さまを読んでください)
ただし、下記の条件を原則、守っていただくことになっております。

大原則:研究室のルール(コアタイムなど)を守り、学生の本分である研究・学問に専念すること
1.研究生の期間として1年以上、滞在すること
2.原則 N1がない学生、もしくはTOEICが750点以上ない学生は引き受けておりません。
(または修士を卒業後、母国に戻る。もしくは博士課程に進学すること )
3.修士の間は1年に1本の論文(国内・国際、論文の種類を問わず)を書くこと
4.基本的に受け入れは4月入学予定の大学院生・研究生です.ただし、夏に行われた院試を合格した学生、国費留学生においては10月において引き受けております。
5. 学部生のときのGPAが, 2.8 以上ない学生は原則受け入れておりません。

1.については、計算機科学などを勉強している学生かつ、学術論文を書いたことがある学生ならばその限りではありませんが、外国からの研究生は基本的に卒業論文などが十分な品質に到達していないことがあります。
そのため、日本では卒業研究で課しているような研究を1年間かけて実施してもらい、まずは卒論生と同様に論文を書いてもらいます。
また、この期間にデータ構造とアルゴリズムを初め、人工知能や機械学習などの計算機科学に関する授業を受講してもらい、テストを受けていただくことを求めております。

2.については、研究の際の言語の問題が一つはあります。特に原則、N1以上ないと、基本的に会話ができません。また、修士における無作為な就職活動のために研究活動がおろそかになる学生が多々います。これは学生が悪いわけではありません。ただ、海外から日本に来ているのに修士の際に研究をせずして就活をするとなると、研究の時間が無くなってしまいます。特にN1がない学生は、日本での就職活動はかなり不利です。そのため、この就職活動による時間消耗の弊害を除くため、修士で卒業する場合は帰国を促しております。

3.については、研究を少なくとも平均的に進めている場合、1年に一本は論文をまとめることができるという経験則になります。

4.については、夏の大学院入試において定員が満たされる可能性があるためです。

以上はあくまで原則ですので、すべての学生がそうとは限りませんが、基本的な方針として上記になっております。
上記を守っていただかない場合には、指導を拒否したと見なし、留年、もしくは、研究室を移っていただいております。
上記を考慮したうえで、是非、大学院生、及び研究生に応募してください。
データ工学・システム科学に興味をもつ、幅広い分野の学生をお待ちしております。